WORK STYLE 03ワークスタイル 03【海外からの部品調達】

常に新しいチャレンジが待っている環境を
楽しめる方を仲間に迎え入れたいですね。

N.I.グローバル営業部第1グループ グループ長 
2013年入社 文学部出身

文字通り、グローバルな環境で仕事をしています。

就活において水戸工業に惹かれたのは、多数の国内大手企業と直接取引きがあり、安定性があると思ったからです。配属は特に意識していませんでしたが、入社から研修を経て、グローバル営業部の所属になりました。グローバル営業部は主に自動車メーカーを取引先に、工具、機能部品などを提供しています。部内は主に私たち営業と営業アシスタントで構成されていて、三分の一は外国籍です。韓国、中国、インドネシア人の同僚がおり、私自身は外国語は話せませんが、彼らとのコミュニケーションはいたって良好です。私は入社から10年目を迎え、商用車メーカーを担当し、車体につける部品関係、メンテナンスで用いる特殊工具、そして純正アクセサリーなどを扱っています。現在は次期車種向けにいくつかの大物部品の開発を進めています。

お客さまの仕様をもとに海外で製造し調達します。

現在のお客さまは入社当初よりお世話になっていますが、私が主担当になったのは6年ほど前からです。当初はまず先輩と営業同行をして仕事の流れ、受発注の流れ、仕入先への交渉などを覚えていきました。次の段階として部品以外のものを任してもらい、入社4年目ですべてを引き継ぎました。扱っている商材は、出来上がっているものを仕入れるというより、お客さまからいただく仕様に基づいて海外の協力企業とすり合せをして、品質、コスト、納期などを調整して量産に持っていく、といったことが主な仕事内容になります。取り扱う商材自体も幅広く、鉄を扱っていたかと思えば樹脂やゴムが出てきて、電気関連の製品や機能部品が出てきたり、日々新しいビジネスに取り組む機会があります。

現地スタッフをまとめプロジェクトを遂行するやりかいがあります。

お客さまからの依頼が、より専門性の高いものである場合は、技術スタッフのサポートなども受けてお客さま、仕入先との折衝にあたることになります。文系出身で弊社の営業を行ううえで技術スタッフのサポートはとても心強いですね。コロナ禍でしばらく止まっていましたが、中国や韓国、インドなどの仕入先へ出張に出向くことも少なくありません。現地の協力企業を訪ね、工程確認、現品確認といったことを行います。年に1回ほどですが海外の展示会に情報収集に行くこともあります。日本と海外を結びつける仕事なので、それぞれ異なる文化、価値観をもっているなかで、うまくプロジェクトを動かしていくことが難しくもありやりがいでもあります。特に数年がかりのプロジェクトが稼働し部品納品が始まったときなどは大きな達成感を味わえます。

私も専門知識、特殊技能はゼロからスタートしました。

この仕事に必要な能力はまず論理的に物事を考えられること。特に私が身を置いている自動車業界はあらゆることが厳格に管理されているので、資料作りなど細かい仕事も多くなります。物事を端的に論理的に説明できる能力が求められます。グローバル営業部という名前ですが、外国語ができなくても大丈夫です。できれば有利でしょうが、海外との折衝には通訳などがつきますから、物怖じせずに考え、方針を伝え、意見を汲み取るコミュニケーション能力があれば仕事は動かせます。私もそうでしたが、スタート地点では専門知識も特殊技能も必要ありません。自社工場をもたないファブレスカンパニーとしてお客さまのニーズに応えるために、常にチャレンジし、新しいビジネスに取り組める環境に魅力を感じてもらえるなら、ぜひ弊社にエントリーしてください。

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