WORK STYLE 07ワークスタイル 07【顧客拠点・密着営業】
さまざまな対応を通していただける
「ありがとう」の一言が、私の原動力です。
S.Y.横浜営業所 所長代理
2013年入社 流通学部出身
2013年入社 流通学部出身
「技術商社」という立ち位置に興味をもちました。
大学時代、ガソリンスタンドでアルバイトをしていて接客そのものも性に合っていたし、お客さまの車に対してさまざまなご提案をすることも楽しく、就活では最初から営業職を志向していました。また小さい頃からモノづくりが好きで、そういう分野にも関われたらいいなとは思っていました。就活で出会った水戸工業は「技術商社」を謳っていて、取引先のモノづくりをサポートするという立ち位置に興味をもちました。入社から10年目を迎えている横浜営業所は営業、事務アシスタント、技術スタッフの部門があり、京浜工業地帯の重工業、電機、インフラなどの企業を取引先に、モノづくりや試験に必要な機械設備、部品、アッセンブリなどを販売しています。
総合重機メーカーをお客さまに設備、機器などを納品しています
私はこれまで大手のインフラ構築企業なども担当してきましたが、現在メインとしているのは総合重機メーカーとそのグループ企業です。それぞれの製造工場で使用するための巨大な設備や装置をはじめ、消耗品や治具類も扱います。また研究所で開発のために用いる機器や専用機を製作することもあります。お客さまはほとんど営業所から近いので、毎日のように伺い、進行案件についての打ち合わせや新しい需要を聞き出す営業を行っています。お客さまからご相談を受けた案件の仕入先は多種多様で、全国の部品メーカー、加工メーカー、専門商社、装置製作メーカーなどになります。私の知識、ノウハウで発注できるものもありますが、お客さまからいただいく仕様が難しいものも少なくありません。
営業、技術スタッフ、仕入先の協動体制が特徴です。
難しい案件の場合は弊社の技術スタッフが仕入先との間に入ります。弊社の技術スタッフは主に国内大手のメーカー出身者で構成され、各営業所に配属されています。それぞれ非常に専門性が高く、営業のパートナーとして機能します。お客さまの仕様を読み解いて、仕入先に依頼し、仕入先からの疑問に対してはお客さまに戻す前にチェックして解決する。つまり仕入先とのパートナーとしても機能しているのです。この二者を的確にコントロールするのが私たち営業ということになります。ほかの商社であったらお客さまとの間で頻繁なやりとりが発生するような案件でも、弊社であれば発注から納品までスームズに進行する。その実積がお客さまからの信頼、期待となっており、弊社が「技術商社」と謳う所以だと私は思っています。
コミュニケーションのスピードは「Face to Face」が一番。
横浜営業所もそうですが、全国にある弊社の拠点はほとんどがお客さまの近くに位置しています。何かあればすぐに伺えるのが弊社の特徴でもあります。以前先輩から「情報伝達のスピードは、早い順からFace to Face、電話、メール、Faxだ」と教わりました。電話だと表情が見られない、メールやFaxは思いを伝える文章を書くのが難しい。だから直接会って話すのが一番なのです。そのご要望を持ち帰り、技術スタッフ、仕入先とそれぞれの立場から出てくる意見や考えを調整する役割として自分が機能すればいいと思っています。ちょっとありきたりかも知れませんが営業には品質、コスト、納期さまざまな対応があるなかで、「ありがとう」と言われるのが一番です。右から左に商品を流すのではないスタイルだから「ありがとう」をいただける機会が多い。それがやりがいです。