BUSINESS MODELビジネスモデル04

検品・組立事業
お客様のサプライチェーンの
一翼を担う企業として、
それに相応しいパフォーマンスを
発揮していくことが使命。

Profile

北中直樹執行役員 兼 越谷生産センター長 2023年入社

大学では機械工学を専攻し、産業機械メーカーにて40年以上、海外を含めた様々なモノづくりの現場でキャリアを重ねる。ビールをおいしく飲むために、30代後半から始めたランニングは現在も継続中。

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検品・組立事業 ビジネスモデル

モノづくり機能の強化へ向け、2023年より生産センターへと名称を変更。

越谷生産センターは水戸工業の在庫管理部門として、国内外から仕入れた商材の受け入れから保管、出荷といった業務を行う物流センターとしてスタートしました。近年では単に保管するだけではなく、部品単位で入庫してくる部品の組立や、納品先の仕様に合わせたカスタマイズ、セットアップといったお客様の多様なニーズにも積極的に対応し、物流センターに組立工場の機能が備わった、PDC(プロセス・ディストリビューション・センター)としての側面が強くなってきました。そのため2023年にはセンターの名称を以前の「補給センター」から「生産センター」へと変更し、組立作業用の施設も増設しています。組織は機能別に3つの部門で構成されており、量産品品質保証部は検査手法の確立や管理、作業に必要な設備の改善や治具設計、仕入れ先に対する技術指導といった業務を担当し、製造部事務所は作業全体の効率化・IT化に必要な支援を行っています。製造部現場はパート・アルバイトスタッフも含めて最も多くの人員が配置されており、組み立てやセットアップ、検品、出荷指示データの管理業務などを担当しています。

最適解への近道は、スタッフ一人ひとりの気付きと業務改善への意欲。

当センターが取り扱う商材は大きく分けて、単品部品、サブアッシー部品 、組立部品の3種類です。仕事の流れとしては、お客様から及び内示情報を受けたタイミングで部品を発注、そして部品受入れ、各種検査などを経て合格したものが倉庫に保管されます。セットアップや組立作業が必要なサブアッシー部品や組立部品は組み立て作業後に、それぞれが決められた外観や作動、運転といった検査を経て合格したものが保管されます。保管された部品は出荷指示に従いピッキングされ、梱包、出荷といった作業へとつながっていきます。入口から出口まで、それぞれが異なる作業の中でいかにQCDのバランスを取りながら、効率よく、かつ安全に作業を進めていくか。そのための最適解を見つけるためには、作業現場でのスタッフ一人ひとりの気付きと業務改善への意欲が欠かせません。また、私自身も一人の技術者として、単に物をストックして右から左へ動かすのではなく、センターが一丸となってさらに高いレベルの仕事に挑戦し、ゴール達成のために創意工夫を重ねていくことに大きなやりがいを感じています。

モノづくりの世界に興味を持たれる方を積極的に採用しています。

越谷生産センターが目指しているのは技術商社ならではの物流拠点として、高い次元で倉庫とモノづくりの機能を両立していくことです。特に組立作業においては複雑で高度な技術を要する重要部品の組み立てを受注するなど、お客様のサプライチェーンの一翼を担う企業として、それに見合ったパフォーマンスを発揮することがこれまで以上に期待されています。そのため、当センターでは、ワイワイガヤガヤ言いながら業務を前に進めていく職場環境や、改善をどんどんと進めていく中で目標に近づいていく仕事上の醍醐味、そういったモノづくりの世界の面白さに興味を持たれる方と、私たちが理想とする拠点づくりをご一緒したいと考えています。具体的には、現場・現物・現実と人の気持ちを基準として判断と行動ができる方、トヨタ生産方式の神髄を理解できる方、おかしい事をおかしいという事が出来て明るく楽しい職場を作る事に貢献できる方等々。当センターでは、そういったタイプの人材を積極的に採用し、水戸工業のさらなる信頼獲得と事業拡大のために日々の業務に取り組んでいきたいと考えています。